STADIUM
サッカー観戦において非常に重要な要素となるのがスタジアムの良し悪し。一流のプレーは一流のスタジアムで見たいもの。
本場へ行く楽しみ、それは素晴らしいスタジアムでの観戦でもある。
名スタジアムの条件
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1.専用競技場 |
基本中の基本。サッカーは サッカー専用競技場でやるべき。トラックなど不要。英国、スペインはほとんどがこのタイプ。ドイツ、イタリアは陸上競技場タイプが多くいまいち。古くても、アクセスが悪くても、屋根がなくても、やはり専用競技場が一番。 |
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2.構造 |
死角になる位置があるなど論外。改築前の ENGLANDのスタジアムには数カ所あったが、改築された。L.Ferraris(Sampdoria,Genoa)のメインスタンドの2階席前列からはタッチラインが見づらい。 San Siro(Inter, Milan)は死角はないが、2階席の揺れが気になる。両サポーター共に試合中良く飛びはねるため、かなりの揺れを感じる。スタンドが落ちなければ良いが…。 Ennio Tardini(Parma)やGalleana(Piacenza)の仮設スタンドはいただけない。Seire Aにふさわしいスタジアムがほしい。 設備として特筆すべきはLouis2(Monaco)。ほとんどホテルの様な創り。スタジアム内がこれほどきれいなのは他にない。ただし、観戦という点からは陸上競技場なのでいまいち。 ちなみに、日本の多くのスタジアムには死角あり。国立や大宮のメインスタンド放送席横部分などは欠陥スタンドの典型。磐田のバックスタンドはかなり傾斜があって観戦しやすそうだが、1段毎の幅が3人分ほどあり、全く信じられない構造。だれがあんなひどいスタンドを設計したんだ? その他にも、日本のスタジアムで1つ気になる特徴がある。それはスタンドがグラウンドレベルまで造られていないのが多いということだ。ピッチの周りに壁が出来ているようでどうも好きになれない。 せっかく鹿島や仙台などJリーグ世代のいい専用スタジアムが出来ているのに残念だ。大宮や三ツ沢のバックスタンドは非常にいいと思うのだが…。 |
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3.屋根 |
最低メイン/バックスタンドにはほしい。主要国では 柱のない屋根が当たり前。ENGLANDでは下位リーグのチームですら屋根付きのスタジアムをもっている。(Springfield Park(Wigan), Abbey(Cambridge United)など)Olimpiastadion(Munchen),Bokerberg(BorussiaMG),Parc(Shalke),Niederscsen(Hannover)などドイツにはメインスタンドのみの屋根が多い。ポルトガルのスタジアムもこのタイプ。 圧迫感のない屋根としてStad FranceやPraterなどはGood。 Rodaのメインスタンドには何とヒーター付きの屋根がある。 それに比べて日本のスタジアムときたら…。横浜の新スタジアム。何百億も使って何だあのザマは!栃木グリーンスタジアム。意味のない屋根付けんな! |
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4.傾斜 |
フィールド全体を見渡すためにも傾斜は重要な要素。 陸上競技場のゴール裏は傾斜がほとんどなく最悪の場所。特に、国体仕様で創られたスタジアムは芝生席で屋根なし。こんなスタンドは無料で開放しろ! 博多の森はせっかくメイン&バックスタンドはいい感じの創りなのに、ゴール裏はいったい何なんだ!貧乏人への嫌がらせか? その点、鳥栖は素晴らしい! |
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5.照明 |
4基の照明塔は少なくなりつつあり、新しいスタジアムの多くが屋根の先端に付くタイプ。車窓から見えるスタジアムのある風景(4基の照明塔)は何ともいえず良いものだが…。 駒沢競技場は近くに病院があるためナイター設備をつけてないといった話を聞いたことがあるが、大学サッカーくらいしか使用されないスタジアムなのだから、すぐに取り壊し、西が丘を2万人ほどのスタジアムに改修してほしいものだ。 |
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6.立ち見 |
スタジアムの雰囲気を盛り上げるのは、立見席を埋め尽くしたサポーター。 Hillsborough(Sheff.Wed.)の事故以来、英国では立ち見席禁止になり、有名なAnfieldのKop EndやOld TraffordのStrettford Endなども全て座席になってしまったのは残念。Hampden Park(90年の時点でメインスタンド以外は全て立ち見!)を埋め尽くした大観衆は過去の話。ヨーロッパ全体の傾向として立ち見はなくなる方向にある。人気落ち目のJリーグで新スタジアムを作るなら、小さくても絶対に立ち見席を作るべき。柏は昔の専用競技場を改修した方が良かったのに…。 |
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7.フェンス |
フィールド乱入防止といっても、完璧ではないし観戦の邪魔なだけ。英国ではほとんどのスタジアムがフェンス撤去。 Hillsboroughの悲劇後のFA Cup FinalではWembleyのフェンスも撤去されたが、劇的な試合になり得点の度にファンが乱入し、結局その後は再びフェンスが取りつけられてしまった。最近気になるのは、ゴール裏のネット。10年前はあんなものなかったのに、英国を除く多くのスタジアムで目障りなネットが多く目につくようになったのは残念。しかしゴール裏からの物の投げ込みが多いのも事実。Camp Nou(Barcelona)では試合が荒れるとオレンジが乱れ飛んでいた。 |
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8.ブロック |
スタジアム内を細かくブロック分けし、移動不可の競技場があるが、これは不便。あまりケチなことはしてほしくない。ブロック分けの フェンスも邪魔。専用競技場のほとんどにあるフェンスだが、Ruhrstadion(Bochum)はフェンスなし。名スタジアムParc des Princes(PSG)の欠点がこのブロック。 |
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9.環境 |
住宅街かスポーツ公園内のスタジアムがベスト。英国、ドイツはこの点では素晴らしい。 Highbury(Arsenal), Highfield Road(Coventry), Selhurst Park(Crystal Palace), Anfield(Liverpool)などはGood。中でもBokerberg(Borussia MG)は高級住宅街のなかにあり最高の環境。Mungersdofer(Koln), Olimpiastadion(Munchen)は素晴らしいスポーツ公園内にある。 反面、このタイプのスタジアムではスタジアムの周りにBarが少ないのが問題。この点ではスペインのスタジアムはかなり充実。Astrid Park(Anderlecht)などもBarが多く、良い雰囲気。 Delle Alpi(Juve), San Nicola(Bari), Galleana(Piacenza)などはへんぴな所にありいまいち。 |
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10.アクセス |
何らかの交通手段がある限り、大した問題ではない。 |
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11.入退場 |
ダイヤモンドサッカーで San Siroでの試合の放送のたびに、岡野さんが話していた様に、ここは素晴らしい。その気になれば8万人が10分で出られる。横浜の新スタジアムを作る際、当然関係者は海外視察を行い十分な検討をしてきたはずなのに、いったいヤツらは何を見てきたのだろうか? |
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12.持ち込み |
アルコールの持ち込みに関してはある程度制限があるのはやむを得ないが、その他の持ち物に関しては、制限してほしくないのだが…。 |
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13.芝 |
昔(20年以上前)の日本のサッカーを見なれたものにとっては、どこのスタジアムも素晴らしいの一語。ただし、試合頻度が高かったり,屋根の関係で芝の生育が悪いスタジアムがあるのも事実。 San Siro(Inter, Milan)やArena(Ajax)の唯一の欠点がピッチの悪さか。80年代、人工芝だったRuftus Road(QPR)も天然芝に戻した模様。 |
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14.観客動員率 |
どんなに立派なスタジアムを作ろうと、客が入らないことには話にならん。単なる税金の無駄遣いだ。空席が目立つようなスタジアムではせっかくの名勝負も魅力半減。 国立の20000人(33%)より、鹿島の15000(100%)。 横浜国際の21000人(30%)より三ツ沢の15000人(100%)ってことだ。 毎試合多くのスタジアムが満員となる英国は、これだけでも素晴らしいスタジアムとしての重要な要素を満たしている。 横浜国際はWorld Cup Finalの会場に決定しバカ騒ぎしているようだが、いつも閑古鳥が鳴いているようなスタジアムがこういう大会のFinalに使われるんだからおかしなもんだ。 Santiago Bernabeu, Olimpico(Roma), Olimpiastadion(Munchen),Wembley, River Plate…。 過去World Cup Finalが行われた世界の名スタジアムに閑古鳥はいるか? |
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15.名前 |
Hampden Park, Goodison Park, Stamford Bridge …英国のスタジアムは歴史と伝統があるだけに、名前までかっこいい。最近新築したENGLANDのスタジアムなどは、まだなじみがないせいか、妙に安っぽい名前に聞こえるが、これも何十年か経てば、歴史を感じさせる響きのスタジアムになるのだろう。スペインやイタリアでは、過去の名手や会長の名前を使っているスタジアムも多い。 それに比べ、調布の新スタジアムが東京スタジアムとは…。あまりにも安易なNaming。どういう経緯で決まったのだろうか?武蔵野の森競技場でいいのに。 |
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